ひげの原因 2006 4 4

 一般的に、日足に、「上ひげ」ができるのは、
株価が天井にあるか、天井が近いと言われます。
 しかし、最近は、事情が違います。
どう見てみても、まだ天井には遠いのに、
日足に、「上ひげ」が発生します。
 本日(4月4日)の場合が、そう言えるでしょう。
今日の夜、日足チャートを、多数見てみると、
日足に、「上ひげ」が多いのです。
 その原因は、日中、堅調だった日経平均株価が、
午後2時前に、急に値を崩したからです。
個別銘柄も、日経平均株価につられて、値を崩してしまいました。
 そういうわけで、まだ天井には遠いのに、
日足に、「上ひげ」が発生するのです。
 つまり、教科書どおりではないのです。
教科書では、日足に、「上ひげ」ができれば、
天井が近いと教えていますが、
実戦では、必ずしも、そうとは言えないのです。
 こうしたことは、よいとは言えません。
これでは、株式投資に勝つには、
「教科書+相場観」か、「教科書+運」が必要となるのです。
こういう原因で、株式市場も、勝ち組と負け組に、選別されていくのか。
 ところで、今日(4月4日)の、
みずほ(8411)と日経平均株価の日足が、よく似ています。
値を崩したのは、どっちが先だったのか。
分足チャートでは、わかりにくい。



































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